平素はコスモス成年後見サポートセンター富山県支部(コスモスとやま)に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。この度、当法人は、内閣府の認定を受け、令和5年4月12日に一般社団法人から公益社団法人へ移行いたしました。法人設立以来、市町村、社会福祉協議会、地域包括支援センター、福祉施設等と連携し、成年後見制度を通じて高齢者や障がい者等の権利擁護を支援する公益的活動を行ってまいりました。今後は、公益法人として、今まで以上に事業の適正性及び公正性の強化・充実を図り、社会的に信頼される存在となるよう、真摯に取り組んでまいる所存ですので、今後ともご支援賜りますようお願い申し上げます。
さて、コスモスとやまでは、成年後見制度・遺言・相続等の皆様のお悩みに対応するため、定期の無料相談会や、電話による相談対応も随時行っております。また、町内会や老人会等へ、エンディングノートなど終活に関する講演のご要望にも対応していますので、お気軽にご相談下さい。行政書士であるコスモス会員が、法的知識を基に適切なアドバイスや支援をさせていだだきます。超高齢社会となり、全国的に成年後見人等の需要が増えており、コスモスとやまの成年後見人等の受任数も、年々増加傾向にあります。専門職後見人等の担い手不足も問題となる中、コスモスとやまでは、一人でも多くの受け皿となるべく、体制強化を図りながら、富山県民の期待と信頼に答えられよう活動を行ってまいります。
コスモスとやま 支部長 中村好孝
近年の超高齢社会を支えるさまざまな制度において、成年後見制度のニーズが高まると共に、制度を支える成年後見人等の不足が顕在化しつつある中、日本行政書士会連合会は平成22年、社会貢献活動の一環としての一般社団法人「コスモス成年後見サポートセンター」を設立しました。令和5年に内閣府の認定を受け、公益社団法人に移行しました。
当法人は、高齢者や障がい者等が自らの意思に基づき、安心してその人らしい自立した生活が送れるよう財産管理及び身上監護を通じて支援し、もって権利の擁護及び福祉の増進に寄与し、個人の尊厳が保持されることを目的としています。
この実現のためには地域に密着した専門職後見人等の育成が急務とされ、本県においても「街の法律家」行政書士が実務の担い手として、平成24年にコスモス成年後見サポートセンター富山県支部を設立しました。
昨今、後見人等の職種が広がるにつれ、その資質の向上が望まれており、自己決定権の尊重やノーマライゼーションの理念に立ち返り、会員の研修を強化しつつコンプライアンスが担保された専門職成年後見人等の育成を目指し、社会貢献に寄与することを目指します。
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